現地漁業関係者「国が私たちを捨てた」…福島水産物の価格が下落(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.25 11:56
日本政府と東京電力は2015年、汚染水の海洋放出を決定し、「関係者の理解なしにはいかなる処分もしない」と全国漁業協同組合連合会(全漁連)に文書で約束した。漁業関係者の中には政府が約束を破ったと怒りを表す人も多かった。23日に福島原発から北に約50キロ離れた新地町港で会った小野春雄さん(71)は「政府は私たちを捨てた」と声を高めた。「約束をしておきながら(首相が)一度も会いに来なかった。国がこのように嘘をついてもよいのか」。
汚染水放出前から福島近隣の水産物価格はすでに下落している。中国はこの日、日本を原産地とする水産物の輸入を全面中断すると発表した。