<韓日米首脳会談>防御訓練を毎年実施…「域内外の安保脅威に3カ国即時協議」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.08.19 10:15
韓日米3カ国の首脳が18日(現地時間)、米キャンプデービッドでの首脳会談で、域内外の危機状況が発生したり3カ国のうち1国でも安保上の脅威を受ける場合、直ちに協議すると宣言した。外交関係者の間では北朝鮮の核・ミサイル挑発のほか、韓半島(朝鮮半島)を越えてインド太平洋地域内に広がりかねない武力衝突状況までも念頭に置いた措置という評価が出ている。
特に3カ国首脳が韓日米協議の強化に関する政治的公約を盛り込んだ文書「3者協議に関する公約」を採択した点が注目される。これに関連し3カ国当局者間の実務議論段階では「義務(Duty)」と明記することも議論されたが、最終的に「公約(Commitment)」という言葉が採択されたという。中国が「NATO(北大西洋条約機構)式軍事同盟をつくろうとしている」と批判するなど反発が少なくない状況を考慮し、程度を調節したと分析される。