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【時視各角】麻布台ヒルズから見たジャンボリー

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.17 11:36
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#1.最近、銀座など東京中心街の人気飲食店は予約もできないほどだ。海外から多くの外国人観光客が訪れているからだ。不満の声が高まり先着順に変更した飲食店も多いが、炎天下で1時間ほど並ぶ時間的・心理的余裕があるのは観光客ほどしかいない。

家の近くにホテルが多いが、本当に多様な国籍の観光客を目に入る。静かだった地下鉄は騒々しくなり、ちり紙1枚落ちていなかった道路にはゴミが増えた。過去3年間に見られなかった光景だ。それでも日本は鼻歌を歌う。今年上半期の外国人観光客数はコロナ以前の70%水準だが、日本での消費はむしろ増えた。このため4-6月期の国内総生産(GDP)は年率換算で6.0%となった。予想値の倍だ。

 
中国人の日本団体観光も先週解禁された。中国人が旅行したい国は日本が圧倒的1位だ。当分は爆発的な観光需要が予想される。目を引くのは外国人の「日本を訪れる理由」だ。伝統文化体験、グルメなど他国と大きく変わらない。特異なのは大半が「とにかく行くところが多い」という話す点だ。見どころを絶えず生み出してきた努力と工夫の結果だ。

#2.11月末のオープンを控えた麻布台ヒルズに最近行ってみたが、驚いた。数年前までマッチ箱のような商店と古い住宅が並んでいたところに64階建ての高さ330メートルの超高層ランドマークができた。計7000坪の商業施設にはエルメス・ブルガリなど最高級ブランドと全世界の飲食店150店舗が入る。

過密な商業施設の建物は他の国にもよくあるが、商業施設より広い(7260坪)の緑地空間は圧巻だ。木の種類だけで320種あるという。空間自体が競争力だ。20年前の「六本木ヒルズ」オープンで受けた衝撃の再来だった。「次はロンドン、ニューヨークとの競争力争い」(辻慎吾・森ビル社長)という言葉は東京の進化力を象徴する。すでに観光大国だが、変身の努力は休む間もない。

麻布台ヒルズだけではない。渋谷・新宿と各地で大規模な再開発事業を通した観光需要の創出が進んでいる。地方都市も変わらない。各地域の観光商品、特産物開発が絶えない。この夏、京都・青森・徳島などの伝統祭りにはなんと20万円(約183万ウォン)のVIP座席価格を出しても観覧しようとする外国人が集まった。満足度が高いため再訪問率が64%にのぼる。韓国は40%にもならない。

#3、韓国の現実を見てみよう。3万人余りのジャンボリー大会一つもまともに開催できず、その後始末に全国5000万人が大騒ぎした。企業・自治体・ホテル・大学・K-POPスターを総動員した。飲食店の経営者、一般市民がジャンボリー隊員に「韓国を嫌いにならないでほしい」と言って食事代を出した。

ジャンボリー向けのK-POP公演が急きょ開催された上岩(サンアム)ワールドカップ(W杯)競技場の芝のように、我々の自尊心は踏みにじられた。6兆ウォン(約6550億円)の広報効果を云々したが、これほどなら6兆ウォンのイメージ失墜だ。ところが責任を取るべき当事者は互いに責任転嫁をしている。「恥は国民に」という前任大統領の厚かましさも「居直り、厚顔無恥」と返す現政権の安易な態度も、国民の目には同じように映る。何よりもわけも分からず苦労したジャンボリー青少年隊員、そしてその保護者が今後、韓国を気持ちよく訪問できるだろうか。

麻布台ヒルズの話に戻ろう。ここの年間訪問客目標は何と3000万人。大韓民国の2027年の外国人観光客誘致目標と同じだ。麻布台ヒルズ1カ所の吸引力が大韓民国全体の吸引力と同じということだ。ため息が出る。逆に考えてみよう。ジャンボリー隊員3万人余りにもまともに対応できないのに、果たしてその1000倍にもなる外国人観光客を誘引して受け入れる魅力と実力が今の我々にあるのだろうか。ため息ばかりついている場合ではなさそうだ。

金玄基(キム・ヒョンギ)/巡回特派員/東京総局長

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