円相場下がり続けるのに…日本だけ通貨緩和維持するのはなぜ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.17 08:22
最近円相場が1ドル=145円台を超え年初来安値を記録するなど円安が続き、日本の通貨政策基調変化の有無に関心が集まっている。最近の円安の流れは米国の政策金利引き上げにより日米の金利格差が拡大する可能性があるという観測が大きくなった影響が大きい。
昨年から米国など主要国は物価を抑えるために強力な通貨緊縮に出たが、日本はマイナス0.1%の短期政策金利とともに0.6%水準の長期金利を維持している。これにより円安が続き、為替相場の変動性も大きくなっているが、日本は3つの理由で相当期間独自に通貨緩和基調を継続するだろうという見通しが出ている。