「ジャンボリー予算でセマングムのインフラ構築か」 韓国国会で2年前に警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.16 10:10
全羅北道(チョルラブクト)とセマングム開発庁などがジャンボリー大会を利用してセマングムのインフラを構築しようとしたという疑惑が浮上している中、国会がすでに2年前にジャンボリー予算がインフラ構築に活用されることに懸念を表していたことが15日に確認された。
2021年9月に発行された「女性家族部所管の歳入・歳出決算」検討報告書によると、当時、国会女性家族委員会のチャ・シンスン首席専門委員は「当初計画されていなかった上下水道など基盤施設設置のための施設費205億4200万ウォン(約22億円)が(ジャンボリー予算に新たに)反映された」とし「こうした永久的な基盤施設はジャンボリー大会予算とは別に『セマングム開発計画』で設置されるべきものだが、結果的にセマングム開発庁が遂行すべき事業を女性家族部がしたとみられる」と分析した。