<世界ジャンボリー>DMZ・第3トンネルの分断現実を見て、マッドフェスティバル・ダンスナイトを楽しむ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.10 09:29
セマングムキャンプ地を離れた各国のスカウト隊員たちが全国各地で様々な文化プログラムに参加するなど「Kジャンボリー」を楽しんでいる。1万5000人を収容した京畿道(キョンギド)は9日、坡州臨津閣(パジュシ・イムジンガク)で非武装地帯(DMZ)の平和観光プログラムを発表した。臨津閣~第3トンネル~統一村~トラサン展望台につながる行事だ。ギリシャとガンビアの代表団は、途切れた鉄道、第3トンネルなど南北分断の現実を目の当たりにして興味を示したと伝えられる。韓国の屋台料理であるトルネードポテト・ソトクソトクなども楽しんだ。
同日、スペインとアラブ首長国連邦所属の隊員たちも望遠鏡で開城市(ケソンシ)が見られる烏頭山(オドゥサン)統一展望台を訪れた。京畿道は華城(ファソン)行宮伝統文化体験(水原)、西海とケーブルカー(華城)なども見学した。忠清南道保寧(チュンチョンナムド・ポリョン)の大川(テチョン)海水浴場にはルーマニアなどおよそ10カ国の参加者5200人が集まってマッドを体験した。地下炭鉱の坑道から冷たい風が吹く冷風浴場も人気だった。保寧市の関係者は「隊員たちが韓国と保寧に対する良い思い出を持って帰ってほしい」と話した。大田(テジョン)に滞在するブラジルとベトナムの隊員1323人は同日、鶏足山(ケジョクサン)ファントッキル(黄土の道)を素足で歩いた。ブラジル隊員のイザベラさん(17)は「山で裸足で歩いてみたら、自然と一つになった感じがした」と話した。