【コラム】「Kカルチャー」韓流のもう片方の空間が大きい(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.03 14:40
韓流は韓国文化に対する関心を越えて憧憬に至っている。昨夏パリで行った学術講演を機に会った現地ハングル学校の校長はフランスでは韓国語が中国語、日本語を抜いて第2外国語に浮上していると伝える。
このような流れに合わせて、今月8日ソウルでは全世界240カ所余りで運営されている世宗(セジョン)学堂の韓国語教員が集まる「世界韓国語教育者大会」が開かれる。このような「Kカルチャー」韓流の流れは世界有名博物館で観覧客の足を自然に韓国室に向かわせる。だが、ロンドンの大英博物館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、パリのギメ東洋美術館の韓国室に立ち寄った観覧客は韓国の伝統美術に対する感動どころか、かえって大きな失望を抱いていく。すぐに横にある中国館や日本館に比べて規模がひどく小さく、展示遺物も貧弱なことにも頭をかしげさせる。