元大韓化学会会長、汚染水「フェイク科学」が国民を惑わせ怪談に(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.07.15 13:34
「汚染水? 安全だ」。「アスパルテーム? 心配しなくてよい」。高齢の教授は結論から明快に伝えた。
12日、政争の戦線が京畿道楊坪(ヤンピョン)にも形成された日だった。大韓民国の野党国会議員が日本を訪問し、福島第1原発汚染水の海洋放出阻止デモを3日間続けた日でもあった。この日、西江大化学科の李悳煥(イ・ドクファン)名誉教授は「福島汚染水によるこうした混乱はフェイク科学(fake science)ためだ」と声を高めた。そして一つずつその「フェイク科学」を解剖した。世界保健機関(WHO)国際がん研究所(IARC)が14日、発がん性評価グループ2Bに分類した食品人工添加物アスパルテームも李教授の「フェイク科学」説明の主要添加物になった。