韓国、医療ストライキで重患者は当惑…圏域応急センター「外科・産婦人科は受け入れ不可」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.14 10:53
「ストライキ関連医療スタッフの不在のため、外科・神経科・産婦人科・耳鼻咽喉科・整形外科(一般骨折)患者の受け入れ不可」。13日午後、ソウル高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院が救急隊員が見られる総合状況板に知らせたメッセージだ。この病院は重症救急患者を受ける圏域応急医療センターだが、ストライキで患者を受けることができなかった。病棟看護師の約10%(およそ200人)がストに参加した。
同日午前、ソウル中区(チュング)の国立中央医療院駐車場にはゼネスト大会の会場である光化門(クァンファムン)に向かう観光バス5台が駐車されていた。レインコートを着た組合員たちがバスに急いで乗り込んだ。その時刻、病院ロビーでは職員が患者に「予約していなければ診療が不可能になるかもしれない」と案内した。同病院の全職員(約1700人)のうち、労組員は約1000人だ。