ワグネルに武器支援もロシアに銃口向ける…こじれた北朝鮮の沈黙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.26 09:07
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏の反乱が一日で一段落したが、ワグネルとプーチン大統領を一体と見なして武器などを物心両面から支援した北朝鮮が少なからず当惑したという分析が出ている。北朝鮮は今年に入って本格的にロシアを支持しながら「反米連帯」に加勢したが、ワグネルは予測できない変数になった。
かつてプーチン大統領の「殺人兵器」と呼ばれたワグネルと北朝鮮の代表的な連結部分は、ウクライナ戦争に投入された「武器取引」状況だ。米ホワイトハウスは今年1月、北朝鮮がワグネルに昨年11月に歩兵用ロケットとミサイルを伝達する状況が入った衛星写真2枚を公開した。北朝鮮は「米国の自作劇」だとして否認したが、反論の根拠を提示できず、その後も露朝間の国境地域で列車の通行の動きが確認された。これを受け、ロシア政府と癒着関係にあるワグネルを通じた露朝間の武器取引が水面下で行われてきた可能性が提起された。