韓国軍、「ワシ衝突」F35Aの廃棄を検討…「修理費が購入費に近い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.23 11:22
昨年1月にワシとの衝突による機体異常で滑走路に非常着陸した第5世代最先端ステルス戦闘機F35Aの損傷が深刻であることが分かった。修理費が1000億ウォン(約105億円)を超えるため、軍は機体を廃棄することも検討している。
空軍は22日、「昨年1月、鳥類衝突と胴体着陸、火災などで航空機のエンジンと機体の多くの部位が損傷した」と明らかにした。
当時、清州(チョンジュ)基地を離陸したF35Aは射撃場進入のために約330メートルの高度で飛行中、ワシと衝突した。ワシが機体の隔壁(遮断壁)を突き抜けて左側空気吸入口に吸い込まれ、離着陸時にブレーキの役割をするランディングギア作動油圧導管と電源供給配線、車輪などが破損した。