エアコンの呪いで調理される地球…5年内に「3つの復讐」来襲(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.19 13:34
気候変動やエルニーニョなどの影響で、今後5年内に地球の平均気温が産業化以前より1.5度以上上昇する可能性が高まったという展望が発表された。専門家は、地球温度がティッピングポイント(臨界点)である1.5度を超えると、エネルギー・食糧・災害など3大危機が世界的に加速する可能性があると懸念した。
世界気象機関(WMO)は17日(現地時間)に公開した報告書で、「温室効果ガスとエルニーニョ現象により、今後5年間、地球の気温が記録的な水準まで急上昇するとみられる。産業化前と比べて地球気温上昇幅が1.5度に到達する確率が66%に達する」と明らかにした。国際社会は2015年のパリ協定を通じて地球気温上昇幅を1.5度に制限することに合意したが、このマジノ線が突破される可能性が高いということだ。WMOは今後5年内に地球の平均気温が1.5度以上上昇する確率を2020年には20%未満、昨年は50%と予測している。