韓国、4年ぶりの口蹄疫…海外流入の可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.15 09:33
約4年ぶりに発生した口蹄疫が海外から流入したという分析結果が出た。韓国国内で使用するワクチンで防げるウイルスタイプだと政府は診断したが、追加拡散の可能性は依然として残っている。急速に口蹄疫が広がれば、右肩上がりの食料価格がさらに上昇しかねないという懸念が出ている。
農林畜産検疫本部は14日、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)の韓牛農場で発生した口蹄疫ウイルスの遺伝子を分析したところ、カンボジアやラオスなど東南アジアで流行しているウイルスと98.8%水準で類似(相同性)したと発表した。2017年と2019年に国内で広がった口蹄疫ウイルスと遺伝型は同じだが、相同性は94.7~96.3%でそれより低かった。海外から流入したウイルスである可能性が大きいという意味だ。