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K-POP第4世代ガールズグループ全盛時代…ありがちなラブソングは歌わない(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.10 10:32
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第4世代ガールズグループのAespa(エスパ)・LE SSERAFIM(ルセラフィム)・IVE(アイブ)が相次いでカムバックして韓国音盤市場が熱い。自己愛をベースに堂々とした姿を見せたり、独特の感性や世界観を掲げた彼女たちのパフォーマンスに市場がこれまでになく敏感に反応している。

特に音盤販売量角逐が激しい。9日、SMエンターテインメントによると、前日発売されたAespaの3rdミニアルバム『MY WORLD』はHANTEO(ハンター)チャート基準で発売初日137万2929枚の売上を叩き出し、K-POPガールズグループ新記録を達成した。今月1日に1stオリジナルアルバム『UNFORGIVEN』でカムバックしたLE SSERAFIMが発売当日102万4034枚を販売して立てた歴代ガールズグループ1位記録を、約1週間でAespaが塗り替えた。AespaとLE SSERAFIMは『Born Pink』のBLACKPINK(ブラックピンク)に続き発売から一日で100万枚音盤販売を達成したミリオンセラーガールズグループになった。

 
IVE(アイブ)は音源チャートで健闘している。やはり第4世代ガールズグループであるNewJeans(ニュージーンズ)は今年1月2日発表した『Ditto』で韓国最大音源プラットフォームMelOnで99日連続で1位を占めたことがある。この席をIVEが引き継いだ。先月10日に発売した1stオリジナルアルバム『I’ve IVE』のタイトル曲『I AM』と先公開曲『Kitsch』がMelOnで8日まで約1月間、チャート1・2位を誰にも譲らなかった。

第4世代ガールズグループはセクシーコンセプトが目立たない点で前世代ガールズグループと差別化される。主体的で堂々とした姿をコンセプトで前面に出している。

LE SSERAFIMは『UNFORGIVEN』で逆境に屈しないで一緒に前に進もうというメッセージを込めている。メンバーのチェウォンは1日のショーケースで「他人の評価に迎合しないでLE SSERAFIMの道を進むという意志を込めたアルバム」と紹介した。自分の選択によって、たとえ人から後ろ指をさされるようなことが起こってもこれに絡め取られず、許しも乞わないという覚悟を込めた。

IVEもナルシシズム(自己愛)を素材にして「自分が進む道に確信を持とう」という主体的な人生の態度を歌う。『ELEVEN』『LOVE DIVE』『After LIKE』につながるシングル3曲が恋に落ちた自我を語っていたとすると今回のタイトル曲『I AM』は自分自身に対する信頼に集中した。

これに対して大衆音楽評論家のチョン・ミンジェ氏は「恋愛よりも夢や自我実現、アイデンティティの確立に関心がある最近の若者世代の雰囲気が色濃く反映されている」と指摘した。「恋愛リアリティーばかりのバラエティとは違い、歌謡界、特に最近アイドルソングでは、自分がインスピレーションを得て影響を受けることができるコンセプトに集中したところ、恋愛や異性関係を扱ったものが大きく減ることになった」ということだ。

K-POP第4世代ガールズグループ全盛時代…ありがちなラブソングは歌わない(2)

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    2023.05.10 10:32
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    LE SSERAFIM(ルセラフィム)は1stオリジナルアルバムを通じて主体的で堂々としたコンセプトを表現した。[写真 SOURCE MUSIC]
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