「過去の扉」開いておいた韓国…未来に傍点つけようとする日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.05 07:08
韓日両国が岸田文雄首相の7~8日訪韓に関連する詰めの協議を続けている。6~7月と予想されていた岸田首相の訪韓日程が突然前倒しとなり、実務を協議する時間が不足しているうえに歴史謝罪表明問題など核心の争点に対する両国間の温度差が依然と残っているためだ。韓国大統領室関係者は4日、「実務協議が引き続き行われている」としながら「まだ決まっていない部分もあり、決まっていても(首脳会談直前までに)変動する部分があり、こうだと断定的に話すことができない」と伝えた。
韓国政府は交渉終盤まで歴史認識問題に対する日本側の呼応措置を求める予定だ。岸田首相が少なくとも1998年「韓日パートナーシップ共同宣言〔金大中(キム・デジュン)-小渕宣言〕に記されている「痛切な反省と心からのお詫び」という文面に直接言及する形で歴史に対するメッセージを出すことを期待している。