「リチウム狙う中国、タリバンとも協力」…限度を越すバッテリー原料戦争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.02 08:44
全世界で競争的に電気自動車(EV)の導入が加速している中で、バッテリー原料として使われる核心鉱物を確保するための競争もヒートアップしている。リチウムのような重要鉱物を独占するために中国はアフガニスタンのタリバンと接触して議論になったほか、需要急増により非認可鉱山も増えて児童労働や環境破壊も問題として浮上している。
1日、米国ワシントン・ポスト(WP)などによると、米国新車市場でEVの販売比重がすでに10%を超えた中で2040年には内燃機関車両の販売に追いつくことが予測されている。EVに必要なリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン・黒鉛など核心鉱物は内燃機関に比べて6倍多いことが分かった。WPは「限定された資源を採掘して加工する過程で労働者と地域社会・環境に害を加える恐れがある」と伝えた。