韓国外交長官「岸田首相の訪韓、決まったことない…日本、コップ半分を満たすはず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.01 07:52
韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官が岸田文雄首相の訪韓について「まだ決まったことはない」としながらも「ただ、シャトル外交を続けようということで両国首脳の意見が一致し、これは新しい未来志向的なパートナーシップをつくるうえで非常に重要だ」と述べた。岸田首相の訪韓は来月7、8日前後で韓日両国が調整中だ。
朴長官は5泊7日間の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の国賓訪米日程に随行して帰国した30日、聯合ニュースTV「ニュース20」に出演し、このように明らかにした。先月6日の韓国政府の徴用賠償解決策発表に対する日本側の追加措置に関しては「日本の誠意ある呼応が続くとみている」とし「コップは満たされるだろう」と話した。
26日(現地時間)の韓米首脳会談の最大成果に挙げられる「ワシントン宣言」に関し、朴長官は「画期的なこと」とし「米国はいかなる同盟・友邦とも個別の国家と(拡大抑止関連の)別途文書を作ったことがない」と強調した。「核共有」概念をめぐる韓米間の温度差については「核共有という言葉を使用するが、厳密に米国が実質的に核を共有する国はない」とし「ワシントン宣言を通じて、韓国が有事の際、核抑止力を使用しなければならない場合、あらかじめ情報を共有して協議し、共同企画および実行するメカニズムを築いた」と説明した。