米NSC「日本との関係改善のための尹大統領の指導力に感謝」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.26 10:04
米国ホワイトハウスのカービー国家安保会議(NSC)戦略広報調整官は25日(以下、現地時間)、韓国政府のウクライナ支援問題に関連して「今回の国賓訪問を通じて両国首脳間で必ず討論されるだろう」と述べた。この日午前、ワシントンに用意された韓国プレスセンターを訪れて記者団と会ったカービー調整官は「バイデン大統領は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領にウクライナ武器提供を要請する考えか」という質問に「ウクライナを支援するのか、支援するならどの程度するのかは主権がある個別国家が決めること」としながらも、今回の韓米首脳会談の議題の一つであることを明確にした。
カービー調整官は「韓国がこれまでウクライナに見せた2億ドル(約268億円)程度の人道主義的支援と非殺傷武器の支援を歓迎し、大変重要だと考えている」とし「ロシアの無慈悲なウクライナ侵攻に対して尹大統領が明確な声を出して反対したことについても感謝している」と述べた。続いて「先端武器を支援する国家もあり、そうではない所もあるが、それは選挙で当選した指導者とその国民の意思により決定されること」としながら「(韓米)両国首脳間で必ず討論は行われると期待しているが、どれくらい支援するのかは尹大統領が決めるため予断したり、(私から)申し上げたりすることは望ましくない」と述べた。