アルバイトが糸を通し、看護補助者が縫合…韓国の病院で600回以上の不正医療手術
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.24 11:11
今年1月、蔚山(ウルサン)で看護補助者が医師の代わりに妊婦出産過程などで600回以上にわたって縫合手術を執刀し、懲役または罰金刑を宣告された事件があった。その後、医師や看護補助者らは1審宣告に従わず控訴してこの事件が改めて注目を集めている。
◇控訴審で「量刑」再審議中
蔚山地方裁判所第11刑事部(裁判長パク・ヒョンジェ)は1月、詐欺・不正医療業・医療法違反教さなどで起訴された医師6人と看護補助者1人など7人にそれぞれ懲役・罰金刑を宣告した。該当の産婦人科院長A被告に懲役3年・罰金500万ウォン(約50万円)、同院医師でもう一人の院長B被告には懲役2年6月と罰金300万ウォンを宣告した。代理手術をした看護補助者D被告には懲役2年6月・罰金300万ウォンの処分を下した。医師は1審の刑量が重いとし、検察側は軽いとみている。