韓国の塾街「麻薬飲料」1本にヒロポン3回分···中国の総責逮捕に総力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.18 11:04
ソウル・江南(カンナム)の塾街麻薬飲料事件を捜査している警察が、犯罪組織の上層部逮捕に向けた総力戦に乗り出した。警察は今回の事件を「麻薬犯罪と振り込み詐欺犯罪が結合した新型犯罪」と規定し、麻薬犯罪捜査隊、金融犯罪捜査隊、サイバー・科学捜査課など63人を投入し中国滞在中の組織上層部逮捕のために捜査中だと明らかにした。
麻薬飲料の製造・流通は麻薬犯罪に分類されるが、中国から電話番号の変作過程を経て脅迫電話をかけてきたのは典型的な振り込み詐欺組織の行動だというのが警察の判断だ。
ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊(アン・ドンヒョン隊長)は17日、中間捜査結果のブリーフィングを開き、国内実行犯3人をソウル中央地検に送致したと発表した。送検された被疑者は原州(ウォンジュ)で麻薬飲料100本を製造し、アルバイト4人に供給したキル氏(25)、中国の振り込み詐欺組織の電話番号を国内で変作した仁川(インチョン)中継器運営業者のキム氏(39)、キル氏にヒロポンを渡した水原(スウォン)の麻薬供給業者パク氏(35)だ。麻薬飲料を配ったアルバイト4人は送致するかどうかを検討中だ。