「米国で10年以内に内戦」43%…1年前の警告怖い「トランプカオス」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.09 13:22
米国の民主主義の歴史を新たに書かせた今回の起訴はいくつか重大な話題を投げかけた。まず1789年に選挙を通じて大統領(ジョージ・ワシントン)を選出してから世界で初めて大統領制を創案した民主主義守護国という長い間の自負心が崩れたという点だ。慶熙(キョンヒ)大学政治外交学科のソ・ジョンゴン教授は「米国は元大統領・現職大統領を法廷に立たせて監獄に送るのは民主主義が成熟していない国で起きることという認識がいつの間にか広がっていた。ところが今回のことでそれが壊れ大きな混乱に直面しているようだ」と話した。
トランプ氏起訴後に提起されているまた別の議論の的は「口止め料」事件が果たして米国の元・現大統領不起訴の慣行を破らなければならなかったほど重大な懸案だったかという点だ。反トランプ性向を見せたニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなど主流メディアでもこれに対する問題提起が出ている。元大統領に対する歴史的初めての起訴としては公訴事実が弱く、決定的な一発が見えないという話だ。ワシントン・ポストは最近「今回の起訴はトランプ氏が受けている容疑のうち最も説得力が落ちる。前大統領起訴の件では貧弱なケース」と指摘した。トランプ氏を固く締めつけている検察と特検の捜査のうち議事堂乱入扇動疑惑や2020年の大統領選挙時に惜敗したジョージア州の国務長官に「選挙結果をひっくり返すための1万1780票を見つけ出せ」と圧力をかけたという疑惑などは民主主義の根幹を脅かしかねない事案という点と対比される。これと関連しソ・ジョンゴン教授は「重大犯罪とみるには困難な口止め料事件で前大統領を起訴して米国政治になかったことが起きているのはトランプ支持の有無を離れて大きな不幸という世論が多いようだ」と話した。