【社説】韓国民主党議員の見苦しい「訪日政治ショー」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.04.09 09:55
日本を訪問した韓国野党「共に民主党」の「福島原発汚染水放出阻止対応団」の議員4人は原発を管理する東京電力の責任ある担当者に会うことができなかった。事前の約束がなく建物に入れないまま路上で垂れ幕を掲げて記者会見をした。これを見守った東京電力社員に原発汚染関連資料を要請する文書を渡しただけだ。日韓議員連盟所属議員をはじめとする主要政治家らとの面談も実現しなかった。魏聖坤(ウィ・ソンゴン)、梁李媛瑛(ヤンイ・ウォンヨン)、尹永徳(ユン・ヨンドク)、尹才ガプ(ユン・ジェガプ)議員が現地会見で韓国語の垂れ幕を掲げたことをめぐり「国内政治用のアピールショー」という批判が出ている。
民主党議員は脱原発運動を行う学者らに会ったのに続き、きのう福島を訪れある市議会議員と面談した。福島県伊達市の島明美市議は日本政府の原発汚染水放流について、現地住民のうち賛成する人はほとんどいないと伝えた。日本政府が提示する資料の信頼性にも疑問を示した。議員らはふくしま共同診療所も訪ねが、原発現場訪問は拒否されできなかった。福島の現地住民の反応は日本に行かなくても知ることができる内容だが、無計画に訪日し行く所ごとに写真を撮るのは「ノイズマーケティング」でなければ何なのか。