【韓半島平和ウォッチ】混沌の国際秩序、北朝鮮の対南・対米「核恐喝」誘惑も増大(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.24 11:02
1年を越えたウクライナ戦争では両側が莫大な被害を受けているが簡単に終わらないものとみられる。国連安保理常任理事国ロシアが隣接国を全面侵攻することによって国連憲章と国際法、ウクライナ安保を保障した1994年ブダペスト宣言に違反して戦後欧州の平和を大きく揺さぶった。
戦争の行方は西側の支援程度、ロシアの内部変化、中国の武器支援参加、戦争の様相などによって決定されるだろう。ピュー研究所の調査によると、支援が行き過ぎているという米国世論が1年間に7%から26%に高まった。民主党・共和党間の異見も大きくなり、来年11月の大統領選を控え、外交的解決圧迫が強まる展望だ。欧州も早期終戦を望むフランス・ドイツと、ロシアの敗北を望む英国・ポーランド・バルト3国の間に温度差がある。
◇終戦か休戦か、国ごとに温度差