「金正恩、トランプを待つ」 核ボタンでなくミサイル発射をする内心(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.23 11:18
北朝鮮が7日の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長の談話、11日の労働党中央軍事委員会の決定などで韓米軍事訓練に対して「圧倒的行動準備」「重大措置」などを示唆しながら脅迫の程度を高めた。ところが最近の北朝鮮の挑発は今にも一線を越えるというようなレベルではない。
上半期の韓米連合軍事訓練「フリーダムシールド(自由の盾)」が始まった13日以降に範囲を狭めると、ミサイルを4回発射したのが軍事的対応のすべてだ。
事実上「状況管理」レベルといえる北朝鮮のこうした対応方式に関し、韓米連合空中訓練「ビジラントエース(Vigilant ACE)」に対応して大陸間弾道ミサイル(ICBM)、短距離弾道ミサイル(SRBM)、戦闘機、放射砲など可用な軍事戦力を総動員して脅威を高めた昨年10-11月と比較すると、むしろ「ローキー(low-key)に近い」という評価までが出ている。