「私が日本を叱った? そうではない」…「第2の故郷は韓国」という米国教授の忠告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.23 10:43
「私の本貫はボストンで、第2の故郷は韓国」という米国の学者がいる。ハワイ大学のエドワード・シュルツ名誉教授だ。彼はケネディ米大統領が韓国など当時の開発途上国に派遣した平和奉仕団の最初の団員で、1970年代に韓国に来た。釜山(プサン)の慶南(キョンナム)高校で英語を教えながら出会った歴史教師との縁で韓国の歴史、その中でも高麗史に興味を持って生涯を捧げている。その功労で10日に第29回庸斎(ヨンジェ)新進学術賞を受賞し、13日には北東アジア歴史財団で高麗史関連の講演を開いた。講演とインタビューで彼は最大限韓国語で答えようと努めた。
ユーチューブで彼の名前を検索すれば「日本を厳しく叱るハーバード大学教授」と間違って紹介されていたりもする。韓国に対する愛情は断トツだが学者としての冷静さと論理もやはり重視する彼と講演後に北東アジア歴史財団で会った。現代韓国語でも読むのが難しい『高麗史概要』など、多くの古書を英語に翻訳している。以下は一問一答の要旨。