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グゥイネス・パルトロウさん、7年前の「スキー跳ね逃げ」容疑で裁判…真実攻防

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.22 14:00
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ハリウッド女優グゥイネス・パルトロウさんが過去にスキーリゾートでスキー「跳ね逃げ」事件を起こしていたという疑惑で21日(現地時間)、米国の法廷に立った。

関連の訴訟を起こした76歳男性は7年前の2016年、米国ロッキー山脈付近パークシティの高級スキーリゾート「ディアバレー」スキー場で勢いよく滑ってきたパルトロウさんと衝突して肋骨が折れ脳を損傷したと主張している。

 
当時パルトロウさんは衝突事故を起こしても倒れた原告の状態を顧みず、周辺の人々と共に「『どうしろというの』という態度」で滑り去っていったと原告は主張した。

あわせてパルトロウさんの注意怠慢などで身体的負傷および精神的ストレスを受けたとし、治療費や慰謝料などで30万ドル(約3970万円)を要求した。

この日ユタ州パークシティの裁判所で開かれた1回目の審理でパルトロウさん側は原告の主張を「完全なるたわごと」として一蹴した。

当時スキー場で2人がぶつかった事実はあるが、事故当時は原告の状態に何の問題もなかったという。

パルトロウさん側の弁護士は被害者が76歳の高齢者である点、衝突事故以前にも脳の損傷があったという点などを指摘して、かなり以前発生した事故に対して記憶が定かではない点を指摘した。

また、パルトロウさん側は事故直後に現場付近で撮影したとみられる原告の写真も証拠として提示した。オンライン上に投稿された写真には原告がソリに乗って笑い、楽そうな様子姿だったとパルトロウさん側は主張した。

ユタ州法律によると、滑降中のスキーヤーは自身より下方にいるスキーヤーに通行権を譲る義務がある。この法によると、本裁判の最大の争点は事故当時にパルトロウさんと原告のうちどちらが下方にいたかになるだろうとAP通信は伝えた。

今回の訴訟は2019年に初めて提起された。最初の訴訟の際には原告は310万ドルを請求したが棄却されると請求額を30万ドルに下げた。パルトロウさん側も訴訟による損害を賠償するとし、100万ドル規模の訴訟を起こした状態だ。

訴訟は今後8日間にわたり行われる。パルトロウさん本人に対する証人尋問は24日になるものと予想される。

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