過去の問題、岸田首相の口に注目…「コップの残り半分」満たされるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.16 12:10
16、17日に東京で開催される韓日首脳会談をきっかけに、過去の問題に関連して岸田文雄首相が進展した発言をするかどうかが注目される。「歴代内閣の歴史認識を継承する」という従来の立場より少しでも具体的な立場を公開的に明らかにすれば、韓国政府が促してきた「コップの残りの半分」を満たす措置になるという分析だ。
韓国政府の6日の徴用賠償解決策発表後、岸田首相は国会で関連の質問を受けると「歴代内閣の歴史認識を全体的に継承する」と答えた。林芳正外相もこの日、同じ立場を明らかにし、「1998年10月の日韓共同宣言(金大中-小渕宣言)」に言及した。ただ、この宣言に明示された「痛切な反省と心からのおわび」には岸田首相、林外相ともに言及しなかった。