初めての女性国連北朝鮮人権特別報告官「北朝鮮で1日3食はぜいたく…女性の人権脆弱」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.15 17:29
国連で初めての女性北朝鮮人権特別報告官に昨年任命されたエリザベス・サルモン特別報告官が最近報告書を出し、「北朝鮮の女性と少女をはじめとする社会的弱者が崖っぷちに追いやられている」と指摘した。
ペルー出身の国際法専門家であるサルモン報告官は昨年8月に女性で初めて北朝鮮人権特別報告官に任命された。今回の報告書は彼女が任命されてから初めてまとめられたもので、9日に国連人権理事会に提出された。先月27日から今月31日まで開催される第52回国連人権理事会の会期に合わせて公開された。
サルモン特別報告官は冒頭で「北朝鮮の状況と国際的義務を考慮し北朝鮮女性と少女の人権を業務の最優先課題にしようと思う。新型コロナウイルスによる国境閉鎖で飲食、医薬品、生計手段への接近が制限される北朝鮮の女性と少女をはじめとする社会的弱者層が崖っぷちに追いやられた」と明らかにした。