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「両親がいる隣の部屋で性関係を…」 “J-POPの帝王”の50年間にわたる少年たちへの性的搾取が波紋

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.08 11:01
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英国BBC放送が「J-POPの帝王」と呼ばれた日本男性アイドル芸能事務所ジャニーズの創立者の10代少年性搾取暴露ドキュメンタリーを放映した。

BBCドキュメンタリー『捕食者:J-POPの秘密スキャンダル(Predator:The Secret Scandal of J-Pop)』は7日午後9時(現地時間)、BBC Twoの電波に乗った。J-POPを牽引(けんいん)してきた男性アイドル芸能事務所ジャニーズの設立者、故ジャニー喜多川氏は「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」としてギネス世界記録に認定されている。彼は「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」としても知られている。2019年87歳で亡くなったが、日本文化界では今でも崇拝される存在だ。

 
しかし喜多川氏には未成年者性的搾取の疑惑が常につきまとっていたとBBCは伝えた。

BBCは今回のドキュメンタリーを通じて喜多川氏がどのように長い歳月にわたって10代少年を性的に搾取していたかを取材した。喜多川氏は60年以上、アイドルのスカウトと育成に直接関わっていたという。所属アイドルのほとんどが彼の手を経ていたので他の人々の目がつかない所で少年を支配できたとBBCは伝えた。報道によると、当時12歳だった被害者もいた。

ハヤシ氏(仮名)は15歳の時に履歴書をジャニーズ事務所に送って1週間後に喜多川氏の自宅、いわゆる「合宿所」へ招かれた。ハヤシ氏は「しばらくして、ジャニーさんに『お風呂に入っておいでよ』と言われました。そして(喜多川氏に)全身を洗われました、お人形さんみたいに」と暴露した。

1999年には週刊文春が10代の時に性的虐待を受けたというアイドル志願者10人以上の主張をまとめた記事を世に出した。同じような行為を受けた彼らの陳述がほぼ一致し、当時の取材陣は「合宿所」の見取り図が書けるほどだったという。合宿所は多くの性的虐待が発生した場所だった。

アイドル志願者は「ジャニーさんに従わなければ、ステージでの立ち位置が悪くなるよ」と言われたという。所属アイドルは喜多川氏の決定が下されてこそ正式にデビューすることができた。デビューまで数年かかることもあり、彼の要求を拒否することは難しかったという。

ある元所属アイドルは本人の家に喜多川氏の布団が用意され、両親が隣の部屋で寝ているのに自分はジャニー喜多川氏から性的搾取を受けたと打ち明けた。

問題は日本社会が被害者の主張を握りつぶしてなかったことにしようとした点だ。1999年週刊文春の暴露報道が出てきた後、ジャニーズ側は週刊文春や姉妹メディアがジャニーズ所属芸能人に関するすべての取材をできないように締め出した。ジャニーズはまた、翌年週刊文春を名誉毀損容疑で告訴した。

東京高裁は2003年7月、週刊文春の記事10件中、性的に虐待したという主張を含む9件は事実だと判決を下した。「少年らに対し、合宿所などで日常的に飲酒、喫煙をさせている」という容疑だけは認められなかった。

しかしこのような判決にも大衆は沈黙した。名誉毀損事件も刑事裁判につながらなかった。結局、喜多川氏は亡くなるまで起訴されず社長を務め続けた。

BBCは「50年以上にわたり、日本は喜多川氏の暗い秘密を守ってきた」としながら「日本のメディアはほとんど沈黙を守っていた」と指摘した。あわせて、ジャニーズは芸能界ではあまりにも圧倒的な存在だったため、喜多川氏を批判するのはほぼ不可能だったと伝えた。

未成年性的搾取について取材を担当した元週刊文春の記者の1人、中村竜太郎氏はBBCに対して、自分たちの記事が「つぶされた」ことを今も憤っており「23年間、私はずっと絶望したままです」と話した。

日本法律上の限界もあった。日本では6年前まで男性は性的暴行事件の被害者と認められていなかった。2017年刑法改正前まで男性に対するレイプ被害は法令上成立しなかったためだ。

BBCが繰り返しコメントを要請したところ、喜多川氏のめいであり現在ジャニーズ事務所の率いている藤島ジュリー景子社長は声明を発表した。この中で藤島氏は「新体制が発足して最初の年明けになる2023年に、新体制及び新制度等の発表、施行を計画しております」とコメントした。だが、設立者の性的虐待容疑に対しては言及を避けた。

性的虐待被害男性を専門的にサポートしているセラピストの山口修喜氏はBBCに「性的虐待では、特別な絆が生まれることがある。それがグルーミング(わいせつ目的で相手を手なずける『懐柔』行為)です。そうしたものが、性的トラウマをとても複雑で、ややこしいものにしている」としながら「回復への第一歩として、まず虐待があったことを心から認めることが必要です」と伝えた。BBCは「喜多川氏に虐待された多くのサバイバーは、そして日本社会の大多数は、この最初の一歩をまだ踏み出せていない」とした。

今回のドキュメンタリーは日本国内ではBBCワールドニュースを通じて今月下旬に放送される予定だ。

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