【社説】「協力パートナー」尹大統領の提案に日本の肯定的な回答を期待する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.02 10:35
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が昨日の104周年三一節(独立運動記念日)記念式典で過去よりも現在と未来に傍点をつけて韓日安保・経済協力の必要性を力説した。米中覇権競争やウクライナ戦争などで新冷戦構図が固まりつつある状況で、米国はもちろん日本との協力がそれだけ緊要なためではないだろうか。何よりも強制徴用など韓日懸案の妥結を図る時点であるため、相手を刺激しないで日本の肯定的回答を引き出そうとするメッセージとみることができる。
尹大統領は昨年5月就任後初めての三一節記念式典で約5分間で1400字程度という極めて短い演説文を朗読したが、自由・献身・記憶・平和・未来・繁栄などの価値について一つひとつ力説した。特に尹大統領は「三一運動から1世紀が過ぎた今、日本は過去の軍国主義侵略者から、我々と普遍的価値を共有して安保と経済、そしてグローバルアジェンダで協力するパートナーになった」とし、韓日パートナーシップを強調した。