抗日よりも独立を強調…日本にはパートナー宣言(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.02 07:36
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は1日、104周年三一節(独立運動記念日)記念演説で「三一万歳運動は国民が主(あるじ)の国、自由な民主国家を建てるための独立運動だった」とし「新しい変化を渇望した我々がどのような世の中を念願するかを見せる歴史的な日だった」と述べた。
尹大統領は続いて「三一運動から1世紀が過ぎた今、日本は過去の軍国主義侵略者から、我々と普遍的価値を共有して安保と経済、そしてグローバルアジェンダで協力するパートナーになった」と強調した。日本を「過去の侵略者」から「現在のパートナー」にと呼び、尹政府の対日外交の方向性を明確に提示した。
尹大統領の就任後初めての三一節記念演説は過去の歴史・主権問題は堂々とした立場(「記憶・過去」それぞれ4回)を堅持しながらも、自由(8回)に基づいて韓日両国が協力(4回)し未来(5回)に向かって進もうという構成だった。文字数は1366字、長さは5分25秒で例年に比べて異例の短かさだった。政府消息筋は「今回の三一節記念演説の全般的なコンセプトそのものが『節制と含蓄』だった。直接的な言及は節制するものの意味が含まれた表現を使い、これを通じて韓日両国が共に未来に向かって進もうという意味が込められた記念演説」と説明した。