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米エネルギー省「新型コロナ、中国の研究所から流出した可能性が大きい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.28 06:32
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米エネルギー省は中国の研究所から新型コロナウイルス(新型コロナ)が流出した可能性が大きいという内容の報告書を作成し、米主要機関に送ったとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。

米エネルギー省は最近、このような内容を盛り込んだ秘密情報報告書をホワイトハウスと議会の主要人物に提出したと、WSJが26日(現地時間)伝えた。核技術の研究を担当するエネルギー省は、生物学分野など米国内の各種国立研究所を管轄する。エネルギー省がなぜ新型コロナウイルスが中国研究所から流出したと判断したのかは公開されていない。

 
これに先立ち、米連邦捜査局(FBI)はウイルスの起源が中国内の研究所だという結論を下したことがある。WSJは「エネルギー省は中国の研究所で発生した事故により新型コロナウイルスが拡散した可能性が大きいと判断し、FBIと同じ立場を持つようになった」と報じたた。新聞は「米国家情報委員会(NIC)と情報機関4カ所はウイルスの自然感染の可能性が大きいと考えている」と伝えた。一方、米中央情報局(CIA)など2つの情報機関は結論を出せずにいる。

FBIは中国研究所流出説に対して相当な確信を持っている反面、エネルギー省は可能性が小さいと判断していると該当報告書を読んだ関係者たちが伝えた。WSJは「(エネルギー省の)報告書を読んだ人々は、ウイルスの研究所流出説を主張した報告が今回公表されたが、ウイルスが中国政府の生物兵器プログラムの結果ではないという既存の合意を依然として再確認した」と伝えた。

ジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はこの日、CNNとのインタビューで「情報当局には様々な見方がある。一部は一方で結論を下し、一部は他方で下している」とし「今のところ、情報当局から出た最終的な答えはない」と述べた。

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