【社説】韓日米ミサイル防衛訓練を韓日関係正常化のきっかけに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.23 11:43
韓日米3カ国が昨日、東海(トンヘ、日本名・日本海)で北朝鮮ミサイル防衛訓練を実施した。北朝鮮が突然弾道ミサイルを発射する危機状況を想定し、探知から追跡および迎撃するすべての過程を実戦のように訓練した。昨年10月に続いて2回目のミサイル防衛訓練だ。最近、北朝鮮のミサイル挑発の頻度と強度が高まり、北朝鮮のミサイル防衛は最も緊急な3カ国の安保懸案に浮上している。
韓国軍の合同参謀本部によると、今回の訓練では北朝鮮が発射した仮想のミサイルを最も近いところに配置された韓国海軍のイージス艦「世宗大王」がまず探知し、その情報を米海軍イージス艦が受け、米軍データリンクシステムの中継で日本海上自衛隊に伝えた。米海軍は東海で作戦中のイージス艦に搭載されたSM3ミサイルで北朝鮮のミサイルを迎撃し、日本はミサイルの破片が落下する状況に対処するというのが訓練の核心内容だ。