迫る日本の「福島汚染水」放出…韓国の水産物に問題はないのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.07 13:43
日本が予告した福島原発汚染水の放出が近づき、不安感が強まっている。原発の汚染水を海に流す事例は初めてだ。韓国政府は水産物放射性物質検査を強化するなど国民の不安解消に着手した。
日本政府は先月13日、原発汚染水放出計画を発表し、その時期を「今年春から夏の間」と公言した。早ければ来月から浄化した汚染水を海に排出する可能性があるということだ。汚染水とは、2011年3月11日の東日本大震災で福島原発事故が発生し、溶け落ちた核燃料を冷ますために注いだ冷却水をいう。ここには人体に致命的なセシウム137、ストロンチウムを含む放射性物質が60種類以上も含まれた。事故後から現在まで貯蔵されている原発内の汚染水のタンクは約1000基、132万トンにのぼる。