「米国の輸出統制に日本とオランダが参加…中国の半導体競争力20年遅れる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.07 07:30
米国の対中輸出統制措置にオランダと日本が加わり、中国の半導体産業競争力が20年以上遅れをとりかねない香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストが5日に報道した。中国は先端半導体製造装備に接近する道が閉ざされ、先端半導体を輸入したり独自の生産能力を確保するのが難しくなった。
同紙は「オランダと日本が米国とともに中国の特定先端半導体製造装備に対する接近を制限することで合意し中国の希望を失わせた。外国の技術がなければ中国が失った半導体基盤を取り戻すのに最小20年かかるかもしれない」と伝えた。オランダと日本は先月27日に米国の対中半導体輸出統制措置に参加することにした。
米国が2020年に本格的に中国半導体産業規制に出てから中国はオランダと日本の先端半導体製造装備に頼ってきた。同紙によると中国は2021年だけでオランダの露光装備企業ASMLから21億7000万ドル相当のチップ製造装備を購入している。