韓国、輸出冷え込む…米中発の薫風で証券市場には温もり
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.06 09:49
輸出実績と同行した株価の流れが新年に入って異なる歩みを見せている。先月の貿易収支は半導体輸出の寒波に月間過去最大となる127億ドルの赤字を出した。だが韓国総合株価指数(KOSPI)は年初から11%上昇し2500ポイント突破を目前にしている。米国の利上げ速度調節と中国のリオープニング(経済活動再開)がかみ合わさり投資心理が回復した影響だ。近く韓国の輸出が回復すれば企業の業績が改善され、証券市場の追加上昇につながるかもしれないという意見もある。
製造業と輸出依存度が高い韓国経済の特性上、輸出実績と株価の流れは似た動きを見せる。西江(ソガン)大学経済大学院のキム・ヨンイク教授の分析によると、2005年から2022年までの1日平均輸出額とKOSPI指数間の相関係数は0.8を超える。数値が1に近いほど2つの指標間の関連性が大きいという意味だ。キム教授は「輸出が国内総生産(GDP)で40%前後を占めるほど割合が大きく輸出実績と国内株価との相関関係は高い」と話した。