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BTSは10周年、東方神起は20周年…「歌王」チョー・ヨンピルは55周年

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.24 09:30
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BTS[写真 BigHitミュージック]
防弾少年団(BTS)から彼らの大先輩チョー・ヨンピルまで、韓国歌謡の全盛期をリードしてきたスター歌手にとって2023年は特別な年だ。癸卯の年「黒いウサギの年」に意味のある記念日を迎えたK-POPの伝説は誰がいるだろうか。今年予告されている活動とこれまでの歩みを調べてみた。

◇BTSは10周年…ソロ活動に集中

 
ワールドスターBTSは今年デビュー10周年を迎える。2013年6月13日、『2 COOL 4 SKOOL』でデビューした。昨年12月、最年長メンバーJINの入隊により、現在チーム活動はしばらく中断し、ソロアルバム・テレビ出演など個人活動の比重を増やしている。メンバーは全員揃っての「完全体」の活動再開時期を2025年と予想している。

デビュー当時、BTSはプロデューサーのパン・シヒョクが育てた「ヒップホップグループ」として注目された。BTSが発表したアルバム、学校シリーズ3部作には10代の夢と悩みが主に盛り込まれた。10代に「君の夢は何か」と問いかけ(『No More Dream』)、青春を抑圧する社会と大人たちを批判した(『N.O』)。その後、花様年華シリーズでは、N放世代(恋愛・結婚・出産など多くのことを諦めている若者世代)、スプーン階級論(親の経済力で階級が決まるという考え)に代表される社会不平等のような20代の苦悩を表現した。『DOPE』『FIRE』など「自分自身を愛そう」等のメッセージが込められた歌と華麗なパフォーマンスは韓国国内だけでなく世界中のファンの心を虜にした。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の流行が始まった2020年『Dynamite』を皮切りに『Butter』、『Permission to Dance』、『My Universe』など6曲をビルボード・メインシングルチャート「ホット100」1位に輝く大記録を打ち立てた。「アメリカン・ミュージック・アワード」大賞、「ビルボード・ミュージック・アワード」6年連続受賞など韓国歌謡の歴史を塗り替えた。

◇チョー・ヨンピルは55周年…20thアルバムでカムバック

「歌王」チョー・ヨンピルは今年デビュー55周年を迎え20枚目のフルアルバムを公開する。2013年19thアルバム『Hello』以来、10年ぶりだ。今年上半期には、20thアルバム収録曲の一部が収録されたミニアルバムを発表する計画だ。チョー・ヨンピルは昨年11月に4年ぶりに単独コンサートを開催し、「この4年が40年のようだった。歌手生活を始めて以来、(公演の空白が)最も長い時間のようだった」としつつも「それでも新曲を出せるというのは幸運だ」と語った。

1968年、ロックグループ「エトキンズ」としてデビューしたチョー・ヨンピルは、「キム・トリオ」、「チョー・ヨンピルと影」などのバンドを経て、ソロ歌手として活動した。1976年『釜山港へ帰れ』を皮切りに1980年『窓の外の女』、『おかっぱ頭』等が収録された1stアルバムで韓国歌謡界史上初のミリオンセラーを記録した。

◇第1~第2世代アイドル、東方神起は20周年・SHINHWAは25周年

韓流第2世代を率いた東方神起は20周年を迎えた。東方神起は2003年12月26日、SBS(ソウル放送)テレビの忘年会特集「BoA&ブリトニースペシャル」が初出演だった。デビュー以来、『HUG』、『I believe…』、『RISING SUN』、『MIROTIC』などヒット曲を相次いで発表し、H.O.T.解散後に低迷したアイドルグループ市場を復活させたと評価された。

日本でも底辺から徐々に認知度と人気を築いていった。韓国グループとしては初めてオリコン週間チャート1位、東京ドーム公演などの成果を上げた。日本現地の歌手にとっても「夢の舞台」とされる東京ドームや日産スタジアムでコンサートを成功裏に開催した。メンバーのチェガン・チャンミンは先月26日、デビュー19周年記念ユーチューブライブで「来年は20周年だが、19歳の時に『来年は20歳になるんだなあ』と、ときめきと共にプレッシャーや心配も感じたのと同じような感じ」と語った。

godと共にK-POPアイドル1.5世代を代表するSHINHWA(神話)は、今年デビュー25周年を迎える。解散はもちろん、メンバー脱退や入れ替えのない韓国の最長寿グループのタイトルを続けている。1998年に『解決士』でデビューして以来、『T.O.P.』、『Perfect Man』、『君の結婚式』、『Brand New』などのヒット曲をリリースした。

先月6日、メンバーのイ・ミヌ、キム・ドンワン、チョンジンが集まってグループ内の初ユニット「SHINHWA WDJ」を結成した。ファーストアルバム『Come to Life』をリリースし、活動の多様性を図っている。

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