1月のKOSPI「霧の中」…「Rの恐怖とアーニングショック相次ぐ、好材料ない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.09 11:44
年が明けても韓国証券市場は霧の中だ。最初の週に小幅に上昇し年末の最悪の不振は断ち切ったが、今後を見通せないためだ。問題は証券市場を圧迫する金利引き上げと景気低迷の「懸念」から抜け出せるほどの適当なイベント(好材料)がないという点だ。当分は小さな問題にも大きく揺れ動く薄氷の市場が続くだろうという証券業界の見通しが優勢な理由だ。
新年最初の週の韓国総合株価指数(KOSPI)は2.4%上昇した。2日連続の下落で始まったが、政策が救援投手の役割をした。半導体施設投資の税額控除率拡大の知らせにサムスン電子など半導体銘柄が急騰した。不動産市場正常化案は深刻な沈滞に陥った建設銘柄の株価を引き上げた。貸付規制が解除されるだろうという期待感からKRX銀行指数も1週間で11.2%上昇した。