「文政権の5年、軍に『平和』注入…北の無人機に侵犯許す」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.06 16:36
--技術的な限界はなかったのか。
「無人機を迎撃する形は2つある。『ソフトキル』は妨害電波でかく乱して強制的に着陸させたり、目標を失わせる方式だが、スプーフィング(Spoofing)ともいう。非常に稀なことだが、イランが米国のドローンをスプーフィングで強制着陸させたことがあり、米国が驚いたことがあった。『ハードキル』はレーザー武器や対空砲火・ミサイル・航空機でドローンを破壊する方式だ。しかし2メートル以下はもちろん5メートルでも迎撃は容易でない。空中でレーダに表れては消える2メートルの無人機を迎撃するというのはベテラン操縦士でも難しい。小さな無人機に対応する適切なものがない。時速180キロのKA-1軽攻撃機が時速120キロの北の無人機を撃墜するには飛行速度が2倍以上にはならなければいけない。したがってすべてを撃墜するのは不可能であり、操縦士を過度に責めてはいけない」