「韓半島有事に備え、韓日米軍事作戦の役割分担議論が至急」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2022.12.24 09:57
日本が北朝鮮と中国を直接打撃できる「反撃能力」を確保し、韓国はジレンマに陥った。さらに日本は国内総生産(GDP)の「1%」に縛られていた防衛費も倍に増やすことにした。敗戦国日本の軍事力増強は喜べることでないが、日増しに高まる北朝鮮の核・ミサイル脅威を前にして韓日米安保協力の強化は現実になった。米国が歓迎一色の支持を明らかにしたのも負担だ。
問題は韓国の事前同意なく日本が北朝鮮を狙って朝鮮半島にミサイルを発射する可能性があるという点だ。これについて駐日国防武官を務めた権泰煥(クォン・テファン)韓国国防外交協会長(予備役陸軍准将)は「そのような懸念を払拭するのは難しい」とし「事前同意が現実的に不可能なら、韓日両国が今からでも韓半島(朝鮮半島)有事に備えて軍事作戦に関する役割分担の議論を始めなければいけない」と強調した。