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<W杯サッカー>仏サッカー協会、PK失敗選手への人種差別非難に「刑事告発」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.21 11:40
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カタールワールドカップ(W杯)の決勝戦の後、一部のフランス代表選手に向けた人種差別発言が続く中、フランスサッカー協会(FFF)が法的対応を予告した。

FFFは20日(以下、現地時間)、ツイッターで「数人のフランス選手がソーシャルメディア(SNS)で人種差別的な嫌悪発言の対象になった」とし、このように明らかにした。FFFはこうした発言を容認できないと糾弾し、責任がある人たちを刑事告発する予定だと伝えた。

 
フランス代表は18日、ルサイルスタジアムで行われた決勝戦で南米の強豪アルゼンチン代表と激戦を見せたが、PK戦の末2-4で敗れた。するとオンライン上では一部の選手を非難しながら人種差別的な表現まで出てきた。

PK戦で失敗したキングスレイ・コマン、オーレリアン・チュアメニと、アルゼンチン選手4人のシュートを防げなかったGKウーゴ・ロリスが主な対象だった。延長後半戦でゴールチャンスを逃したランダル・コロ・ムアニは非難に耐えられずインスタグラムのコメントをブロックした。

コマンが所属するバイエルン・ミュンヘン側は前日、ツイッターに「キングスレイ・コマンに向けた人種差別的な発言を強く非難する」とし「人種差別はスポーツだけでなく我々の社会に入る余地はない」と伝えた。

日刊フィガロ、BFN放送など仏メディアは、FFFが選手を対象にした人種差別に迅速に対応する姿が昨年とは全く異なると評価した。今回のW杯「得点王」キリアン・ムバッペも昨年、欧州サッカー選手権のスイス戦のPK戦で失敗して16強で敗退すると、SNSで人種差別的な言語暴力を受けた。ムバッペは当時、FFFが特別な措置を取らずフランス代表のユニホームを着ないことまで考えたという。

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