インドの結合双生児の兄弟の話が多くの人々に感動と希望を伝えた。

９日（現地時間）、英デイリーメールは先月、ドキュメンタリー制作者のルヒ・チェネットのユーチューブチャンネルに出演し、インタビューを交わしたインドの結合双生児兄弟のソナ・シンとモナ・シン兄弟（１９）の近況を伝えた。

ソナとモナはインドのパンジャブ出身の２００３年生まれで、生後２カ月で両親に捨てられ、保護院で育った。

彼らは電気学の学位を取得後、昨年１２月からパンジャブ州電力公社に電気技師として雇用され、供給統制室で１２時間２交代勤務をしている。昨年、彼らはメディアとのインタビューで「私たちの才能を認めてくれたパンジャブ政府に感謝する」とし、「私たちは最大限の誠実さと献身で熱心に仕事をする」というコメントしていた。

双子は、昨年は２人の月給を別々にもらっていると話していたが、今は１人分の月給だけもらっているとし、月給はわずか２万ルピー（約３万３３００円）だと話した。兄弟は一つの財布と通帳を使っている」とし、経済共同体だということを明らかにした。

双子はそれぞれ心臓、腎臓、脊椎、両腕を別に持っており、肝臓、胆嚢、脾臓、足を共有している。彼らは分離されている上半身でそれぞれ文を書くなど、別々に行動することができるが、下半身は共有しているため、運転をする時はアクセルとブレーキを分けて担当したりしている。