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旅行から帰宅したら変わっていたドアロック…家のベッドにはホームレスが寝ていた=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.13 08:49
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50代の男性が一面識もない30代の女性の家に鍵交換業者を呼び、ドアを開けて侵入し寝ていたところ、警察に逮捕される事件が発生した。

11日、釜山蓮堤区(プサン・ヨンジェグ)のオフィステル(一種のワンルーム)で一人暮らしをしている30代女性A氏は、オンラインコミュニティに先月発生した事件について書き込みをした。

 
先月、5日間の海外旅行に行って11月18日午前10時頃に家に到着したA氏はひどく驚いた。到着しているはずの宅配がなく、ドアロックは新しいものに交換されていたためだ。

A氏はすぐに警察に通報し、出動した警察と指紋鑑識班、鍵交換業者などの助けで1時間半後にドアを開けた。ところが、家の中では一面識もない50代のB氏がA氏のベッドに横になって寝ていた。

警察によると、B氏は現行犯で逮捕され、警察の拘束捜査後、11月末に刑法上の財物損壊と住居侵入の疑いで送検された。B氏は居住地がなく、家族もいないという。

B氏は警察に「私はホームレスだが、知人がA氏の家を教えて知り合いの家だと言い、中に入って休むように言った」と供述した。

B氏は逮捕前日、先に管理事務室に行って「家主だが、パスワードを忘れてしまった」と言ってドアを開けるように頼み、断られると鍵交換業者を呼んで35万ウォン(約3万6820円)を払ってドアロックを交換し、11月17日から18日までA氏の家で過ごした。B氏はA氏の宅配も家の中に運び込み、あらゆる食べ物を食べ、食べ残していたという。

A氏は「生活空間が恐怖の空間になってしまった。不安感のため事件当日すぐに家を出て(不動産契約時の)保証金を受け取る前に11月30日に急いで引っ越した」と吐露した。A氏は事件後、睡眠障害や脱毛症、アレルギー症状に苦しんでおり、精神科診療を受けているという。

A氏は「犯人は自宅に侵入するように教唆したのが誰なのか、犯罪の動機は何なのか明確に陳述せず、検察捜査にも協力していない」ともどかしい思いを語っている。

A氏は特に、鍵交換業者を処罰できないという事実は話にならないと怒っている。A氏は「犯人の身分証やアパート管理事務室などでいかなる事実確認もしていない鍵交換業者が『当然その家の人だと思った』、『法律通りにしろ』という厚かましい態度を取った」と主張した。

続けて「警察でも『鍵交換業者は刑事処罰が難しく、民事で解決しろ』と言われた」とし、「補償を受けるつもりはなく、B氏と鍵交換業者が妥当な処罰を受けることを願う」と繰り返し主張した。

A氏によると、B氏に対する裁判は15日に開かれる。

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