ドイツのベンツ工場、ベルトコンベヤーの代わりに「ロボット」が400台…韓国も製造業革新の転換が必要(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.12 10:44
ドイツのバーデン・ビュルテンベルク州ジンデルフィンゲンにあるメルセデス・ベンツのスマート工場「ファクトリー56」。2020年9月に開設されたファクトリー56は「地球で最も進歩した自動車工場」と呼ばれる。
中央日報は10月末にアジアのメディアで初めてここを訪れた。ファクトリー56には自動車工場の象徴ともいえるベルトコンベヤーがない。組み立て中の自動車の骨組みはプラットフォームと呼ばれるロボットに載せられて主要工程を通っていく。工場内部ではプラットフォームを含む自動無人運搬車両(AGV)400台ほどが必要な部品や装備を運んでいた。記者が了解を得た上でAGVの行く手を遮った。その瞬間あわただしく動いていたAGV10台余りが一斉に停止した。案内担当者は「安全に対しては100%信頼しているので心配する必要はない」と笑った。