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海運業界に景気鈍化の波…コンテナ運送費11カ月間で82%急落

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.12.07 11:55
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海運産業に訪れた景気鈍化の波が勢いを増している。コンテナ運送市況が急速に悪化している。コンテナ市況を示す代表指数である上海コンテナ運賃指数(SCFI)は2日に1171.36まで落ちた。1月7日に記録した5109.6と比較すると1年間で3938.24ポイント下落した。指数下落は物流量がそれだけ減ったという意味だ。

下落傾向が続けばSCFIが1000ポイント以下に下落しかねないという懸念が市場から出ている。1000ポイントはコロナ禍直前と同水準だ。

 
運賃指数下落は海運業界で予想したシナリオだ。問題は速度だ。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によるとアジア発北米西岸向け40フィートコンテナの運送費は2月に8117ドルを記録したが先月末には1496ドルに下落した。

9カ月間でコンテナ運送費が81.6%も急落したのだ。KOTRAニューヨーク貿易館のチョン・ジンス調査官は「米国の年末のかき入れ時であるサンクスギビング、ブラックフライデー、クリスマスの特需が消え海上運賃と物流量もともに弱まっている」と分析した。

予想より速い業況下落に海運会社はしっかりと準備する姿勢だ。昨年に続き今年も兆単位の営業利益を出したHMMは希望退職を受け付けている。1000人水準の地上職支援が対象だ。支援人材を減らすという意味だ。世界的海運会社も海運業の沈滞に備えている。一例で世界的海運会社のマースクは米アトラスエアーと組んで航空貨物分野に進出する計画だ。

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