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OECD「韓国経済来年1.8%、再来年1.9%成長」暗鬱な見通し

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.23 07:53
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経済協力開発機構(OECD)が来年の韓国の経済成長率を1.8%と予想する。内外の主要機関も相次ぎ1%台の成長の見通しを出し韓国経済に緊張感が高まっている。

OECDは22日に出した経済見通しで、韓国経済が来年に1.8%、2024年に1.9%と2年連続で1%台成長をするものと予想した。来年の成長率見通しは9月に発表した直2.2%より0.4ポイント低くした。

 
OECDは韓国の可処分所得増加傾向が鈍化し、住宅市場が不振に陥り民間消費と投資が成長動力を失うだろうと診断した。

半導体輸出減少は最近困難に陥った貿易にさらに負担を与え、失業率は上がり高物価は当分続くだろうと指摘した。一言で「韓国経済が逆風を浴びている」という評価だ。特に韓国の物価上昇率は今年5.2%、来年3.9%、再来年に2.3%を記録すると予想した。

最近韓国経済の低成長危機に対する予想はあちこちで続いている。これに先立ち韓国開発研究院(KDI)も来年の経済が1.8%成長すると予想した。産業研究院も来年1.9%の成長率見通しを発表した。国際格付け会社のフィッチは9月に1.9%の見通しを出した。通貨危機を体験した1998年のマイナス5.1%、世界金融危機の2009年の0.8%、コロナ禍の2020年のマイナス0.7%に続く新たな危機を警告する数値だ。

OECDはただ地政学的な緊張が減り、中国のゼロコロナ政策が緩和されるなら韓国経済に肯定的な要因として作用できると付け加えた。

世界経済に対しては今年3.1%の成長を記録した後、来年は2.2%に鈍化し、2024年には2.7%に緩やかに回復するだろうと予想した。ロシアとウクライナの戦争で1970年代以降最悪のエネルギー危機が世界に押し寄せ低成長と高物価を招いているためだ。来年の世界経済成長率に対するOECDの見通しは9月の見通しと変動がなかった。

米国の来年の成長見通しも0.5%と提示し前回の見通しを維持した。ユーロ圏の来年の成長率は以前の0.3%から0.5%に引き上げた。来年の日本経済は1.8%の成長を予想し前回から0.4ポイント上昇した。中国は4.6%で0.1ポイント下方修正した。

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