「来年上半期は本当に危機」…韓国政府、「金融機関の予備資金法」を急ぐ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.18 09:22
金融会社の不良が発生する前に資金を投入して先制的に対応する金融安定勘定が早期稼動する見通しだ。金融と実体の危機兆候が尋常でないため、該当法案の施行時期を繰り上げるために金融当局が議員立法推進に方向を変えた。来年上半期が「本当の危機」という懸念の声が高まっているためだ。これを受け、早ければ来年2月には法が成立し、上半期に施行される見通しだ。
17日、政界と国会によると、来週、国民の力のキム・ヒゴン議員の代表発議で金融安定勘定の導入に向けた「預金者保護法の一部改正法律案」の議員立法を推進する。7月、金融委員会が発議した同じ法案は現在法制処で審査中だ。該当法案を議員立法で再び推進するのは、立法速度を上げるためだ。一般的に政府立法は法制処の審査と閣議審議を経た後、国会に提出されるため、議員立法より時間が長くかかる。