【時論】北核脅威を相殺する実質的カードはないのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.09 14:46
北朝鮮が分断後初めて東海(トンヘ、日本名・日本海)北方限界線(NLL)南側に弾道ミサイルを発射し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)もまた発射しながら、北朝鮮の核・ミサイル危機はもう視界ゼロ状況に入った。懸念されているように近く7回目の核実験を敢行すれば、韓日米は前例がないほど北朝鮮に強い制裁を加えようとするだろう。しかし中国とロシアが2017年の危機当時とは違い、国連の対北朝鮮制裁決議案に賛成しなければ、強力な追加制裁も実現が難しい。米国は韓国と日本の安全保障の不安をなだめながら核拡散を防止しなければならない難しい選択の岐路に立った。
過去30年間、米国の北核政策は失敗の連続だった。ビル・クリントン政権の北核ジュネーブ合意、ジョージ・W・ブッシュ政権の6カ国協議、バラク・オバマ政権の戦略的忍耐、そしてドナルド・トランプ政権の「マッドマン戦略」まで、米国の北核政策はすべて失敗した。