【社説】通勤時間の不安が高まっているのに、脱線に地下鉄ストの予告まで=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.09 10:25
相次ぐ列車事故で市民の不安が高まっている。6日、永登浦(ヨンドゥンポ)駅脱線事故の収拾が遅れ、7日朝まで不便が続いたうえに、全国障害者撤廃連帯の地下鉄デモが重なり出勤大乱が起きた。梨泰院(イテウォン)惨事後、密集空間での安全事故の懸念が高まった状況で、ソウル交通公社労組まで30日ゼネストを予告し、市民の不満が大きい。
永登浦駅脱線事故で35人が負傷し、翌日午後まで九老(クロ)~龍山(ヨンサン)区間の運行が止まるなど乱脈ぶりが続いた。それでもソウル市・永登浦区庁は事故当日の夜「復旧完了」という誤った災難メールを送り混乱を拡大した。翌朝、1号線の一部区間では乗客が混雑し、大声で言い争うこともあった。