韓国、列車脱線に市民団体のデモも…「地獄鉄」に閉じ込められた出勤時間
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.08 06:55
6日に発生したソウル永登浦(ヨンドゥンポ)駅付近のムグンファ号列車脱線事故の影響で、7日出勤時間の列車利用に相当な不便が続いた。さらに、しばらく止まっていた全国障害者差別撤廃連帯の地下鉄デモまで再開され、同日の混乱が加重された。ソウル地下鉄1号線・京義(キョンウィ)中央線はこの日まで遅延、または混雑が続いた。1号線京仁線急行列車〔九老(クロ)~東仁川(トンインチョン)〕区間は一部運行が中止された。光明(クァンミョン)駅~永登浦駅のシャトル電動列車も全区間運行が見送られた。
会社員のキムさん(45)は「もともと鍾路(チョンノ)3街で1号線を乗り換えて市役所に降りなければならなかったが、バスに乗った」とし「地下鉄の支障運行のためか、『もやしバス』のようだった」と話した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にも「朝1号線に乗ってソウル駅を出る途中に圧死されるかと思った」「明日は地下鉄に乗ってもいいか疑問」とし出勤途中の混雑に対する苦情が多数続いた。